オヤジランナーの走日記

サブ3を目指す素人オヤジランナーのブログです。

足低筋膜炎のその後 ランニングドリルを取り入れる

 足低筋膜炎の方はと言うと、膝の痛みが解消された後も残っていました。重心の水平移動にこだわり、足を地面スレスレに走ったのですが、ここにも新たな勘違い、理解不足が存在しました。摺り足のように走ればいいのではなく、腰の位置を保ったまま、脚を上から下ろすようにするとスムーズに重心移動出来るらしいのです。コンパスのように脚を前後に振るのではなく、腰の下で脚を自転車を漕ぐように回すのです。

 これがけっこう難しく、言葉にするのは簡単でも、他の動きにも言えることなのですが、実際に行おうとしてもなかなかその通りには出来ないものです。自分では出来ているつもりなのに、実は全然違う動きをしていたりする。なので、ビデオで確認するとか、誰かに見てもらうことはとても大切なのです。

 スムーズな脚の動きを身に付けようとして取り組み始めたのが、以前に紹介した『ランニングドリル』です。陸上部の練習では当たり前でも、一般の市民ランナーの方はランニングクラブ等に所属していない限り、取り入れている場合は少ないと思います。やり方は人によって少しずつ違い、道具を使ったものまであります。YouTube等で検索すれば、沢山見つかります。その中で、私にも出来そうな動きをピックアップして取り入れてみました。

youtu.be

・膝上げ
・Aスキップ
・Bスキップ
・お尻蹴り上げ
・お尻蹴り上げ(バリエーション)
・ストレートレッグバウンド(シザース)
・カリオカステップ

・膝上げ
中足部の着地、高歩調、ハムストリング筋を強化する。
・Aスキップ
中足部の着地、高歩調を強化して、筋肉協調力を向上させる。
・Bスキップ
筋力協調力とハムストリング筋の柔軟性を向上させる。
・お尻蹴り上げ
股関節屈伸筋の強化と中足部の着地の強化。
・お尻蹴り上げ(バリエーション)
大腿四頭筋と股関節屈伸筋の柔軟性を高め、歩調をしっかりさせる。
・ストレートレッグバウンド
臀筋を活性化させ筋力協調性を高める。
・カリオカステップ
横向きの状態で、足を前後にクロスしながら進む。腰から捻りが加わることで体幹が意識的に鍛えられる。

出典:Strength Runningおよびlifehacker

 毎回ドリルを入れるのは時間的に難しいので、週に2回~3回取り入れるようにして、脚の基本動作を身に付けられるようにしました。それと解説にも有るように、筋力の強化と柔軟性の向上に効果があるようです。筋力も衰えて、柔軟性も落ちている中年ランナーには必要なプログラムでしょう。

 このドリルの効果もあってか、腰の下で脚をコンパクトに回せるようになり、脚への負担が減ったように感じます。その後、徐々に足低の痛みは治まりました。これも、ランニングフォームの改善がもたらした効果だと信じています。

 足低筋膜炎発症の原因が、最初ズーム フライが合わないせいだと思っていましたが、ズーム フライを売却した後、『ヴェイパーフライ 4% フライニット』、そして『ヴェイパーフライ ネクスト%』を履いていますが、痛みは発生していません。足低筋膜炎発症の起因が、負荷が掛かった脚運びであった事は間違いないと思われます。