ランニングドリル トロッティングの効果

　フォアフット走法を模索する中で、『トロッティング』と言うドリルを取り入れたのですが、一般にこのドリルは『小刻み走』と言うもので、ランニングフォームをコンパクトにまとめたものらしいです。トロッティングで検索すれば解説や動画が沢山ヒットします。

・股関節を効果的に引き上げて使うことができる
・地面から反発がもらえるようになる
・自然と脚がでるようになる
・力みのない軽い走りになる
・楽にストライドを作ることができる
・モーションがスムーズになる
・足への負担がへり、ケガの予防になる

　このような効果があるようですが、私が考える効果は『足先からのスムーズな着地』と『蹴らずに前に進む』感覚の習得です。

youtu.be出展：Westlake Distance Running

この動画の52秒から始まります。

　右足を少し前に出して、膝を軽く曲げて爪先から地面に着きます。膝を伸ばしながら、爪先から踵まで順番に地面に着けて行きます。この時、膝と足が連動しスムーズに動くように心がけます。踵まで地面に着いたら、素早く左足の膝を曲げると同時に踵を持ち上げ、爪先立ちになります。その状態のまま、左足を素早く少し前に出して踵まで着けていきます。腕は脚の動きに合わせて、自然に動かします。

　やってみると分かるのですが、体の前方で脚が回り、体を引き寄せて進む感覚があります。地面を蹴らずに進む感覚を掴むことが出来ます。この動きを素早くスムーズに行うことが出来れば、私の思うフォアフット走法に近づくはずです。