使用シューズの感想 その1

　現在、トレーニングや大会で使用しているシューズの感想や感触を書きます。過去に履いていたシューズについても、書いてみます。

　ただし、走法や着地位置、足形により感触は変わりますので、参考程度に聞いてください。

　私の足は標準の男性に比べて小さいです。実寸で右足23.1cm左足23.2cmしかありません。足囲23.0cmは標準の男性サイズならワイズCにあたり非常に狭い方ですが、自分の足の長さを基準にすると広いと思います。これに気付くのに相当時間がかかりました。つまり、特殊な形なのです。足形で言うと、エジプト型にあたります。日本人の足形は多い順にエジプト型、ギリシャ型、スクエア型に大別されるそうです。

・シューズ名
・サイズ、重量
・使用目的
・サイズ感、履き心地
・クッション性
・反発性
・耐久性
・その他

・アシックス GT-2000 ニューヨーク 3 slim
・25cm　重量265g
・JOG全般、ロングJOG
・メンズ用の通常幅では広いので、スリムモデルを選択。サイズが定まる前だったので、25cmにする。爪先は1.5cm位余っている。全体的にアッパーが厚いので、守られている感満載。
・アウトソールのラバーが柔らかいので、クッション性は抜群。ヒールストライクには、踵に配置されたGEL素材のおかげで優しい。
・シューズ自体が重く、アッパーも厚くフィット感が曖昧なので、反発を求めるシューズではない。
・踵のアウトソールは比較的硬いが、前足部のアウトソールが柔らかいので、フォアフットには向かない。アッパーは丈夫。
・踵の内側のミッドソールが固めの素材になっているので、アンダープロネイションの人には良い。

・アディダス アディゼロ ボストン ｗ
・25cm　重量206g
・30分～90分JOG、コンディションが良くない時のペース走
・アッパーの足への当たりが均一で、素材もソフトなのでとても快適。親指の付け根の痛みに悩んでいた時に、お店の販売員さんに進められて履いたら、痛みが出なかった。レディース用。メンズの25cmは広い。
・ブーストフォームは好みが分かれ、沈みこむ感覚が合わない人がいるみたいだが、私にはそのような感覚はなく、違和感なく使えている。アッパーのフィット感との相乗効果で快適に走れる。
・もともと反発性を求めるシューズではないが、4'30/km位でも違和感なく走れる。
・アウトソールに採用されているコンチネンタルラバーは耐久性抜群でグリップもある。雨でも滑りにくい。最も多用しているが、3年経ってもまだ使える。ただし、アッパーの爪先内側が足の形もあるだろうが、穴があいた。外側には達していない。
・シンプルな構造なので、軽めに仕上がっている。

・アディダス アディゼロ タクミ レン ブースト 3 w
・24.5cm　重量160g
・以前のフルマラソン用、ポイント練習用
・一つ前のモデルが非常に良かったので、引き続き購入。前モデルが25cmで、少し大きかったため、サイズの見直しで24.5cmを探すがメンズの24.5cmがなく、レディースを購入。レディースは幅が狭いので、少し小指が当たる。足の甲周りはちょうどよい。
・このモデルは前足部にのみブーストフォームが使用されているが、自分の着地位置と合っているので、ソフトに感じる。踵のクッションは気にしない。
・薄底の部類に入るので、足裏で地面を感じやすく力が地面に伝わりやすい。
・前足部に配置された樹脂製の突起はすぐに削れてしまう。『Shoe Goo』と言う靴補修剤で補修しながら履いている。
・シューズ自体のクッションはあるが、樹脂製の突起で当たりは少し硬く感じる。蹴らないフォームには、突起のグリップは感じられない。

シューグー 100 ナチュラル

・アディダス アディゼロ ボストン 3 w
・24.5cm　重量203g
・30分～60分JOG専用
・このシューズもサイズの見直しで24.5cmに下げる。同じくメンズの24.5cmがなく、レディースを購入。本当はレディースのワイドモデルが欲しいが、サイズがない。やはり、小指が少し当たる。アッパーが少し硬くなったように感じる。
・アッパーと同じく、クッションも少し硬くなったように感じる。良く言えば、しっかりした感触になった。
・反発を求めるシューズではない。シューズの反発で進むのではなく、自分の力で進む感じ。
・シューズ全体がしっかりした分、耐久性も上がったように感じる。こちらもコンチネンタルラバーなので、耐久性は良い。
・購入当初はきつく感じたが、徐々にフィット感が良くなっている。

　まだ続きます。