オヤジランナーの走日記

サブ3を目指す素人オヤジランナーのブログです。

フォームの変化・改善 正しいフォアフット走法とは

 自分は間違ったフォアフット走法をしていると悟ってから、本当のフォアフット走法とは何かを探し始めたのですが、独学でランニングしているので遠回りばかりしています。以前に、体のケアもしてもらえるし、ランニングフォーム分析もしてくれるスタジオに行ったことがあります。立った時の姿勢を見てもらい、右肩が下がっていると指摘を受けました。その後、トレッドミルを使ったランニングフォーム分析をしてもらって、脚を真下に下ろすようにするとラクに走れると言われました。確かにその通りなのですが、自分の弱点は何なのか、こう改善すれば更に良いとか言った指導はありませんでした。1回しか見てもらっていないので、何回か通わなければいけないのかもしれませんが、得るものが無いような気がして、その後ランニングフォーム分析はしていません。

 真っ直ぐ立った状態で力を抜いて足踏みすると、骨盤の角度に関係なく爪先から地面に着くはずです。真上から下ろしているので、前にも後ろにも擦る事はありません。つまり、抵抗の無い状態です。前進している時にも、この状態を維持できれば理想的ではないかと考えました。その為にはどう言った脚運びが理想なのか、何をすれば効果的なのかいろいろ考えてみました。

 その中で、脚を前に振り出し、地面に着地する時に膝より下の部分、つまりスネから足先にかけてを膝より前に出して着地すると踵から地面に着きます。膝から下の力を抜いて、足首の力も抜いて膝下を膝に対して垂直に下ろすと爪先から着地することが分かりました。この動きを可能にする為に何を実践すればいいか調べた結果、『トロッティング』と言うドリルにたどり着きました。あまり聞きなれない言葉ですが、これを練習することで力の抜けたスムーズな着地が可能になります。この内容は別に書きます。

ポイントは
・骨盤を軽く前傾させる

・力を抜いて膝下を地面に対して垂直に下ろす

・地面との接地面に逆らわずに、自然に足を抵抗なく送る

・脚が後ろに流れないように素早く引き戻す

 これがすべてではなく、この後も追加された動作があります。しかし、上記の点を意識することで、地面との抵抗が減り、着地音が静かになりました。そして、嬉しいことにアウトソールがあまり減らなくなり、シューズの寿命が伸びました。以前は踵が直ぐに減り、頻繁に補修していましたが、今は踵は全く減らず、小指の付け根辺りと拇指球の内側が少し減るくらいです。

 それと、アウトソールの減り方の違いでコンディションの把握がある程度出来るので、毎回走った後にはアウトソールをチェックしています。