オヤジランナーの走日記

サブ3を目指す素人オヤジランナーのブログです。

フォームの変化・改善 脚を前でさばく

 脚の切り替えを速くする、脚が後ろに流れないようにする動作についてお話しましたが、その動作に関連た動きがもう1つ見つかりました。それは『脚を前でさばく』動作です。すべての動作は複合的なので、この動作も重要と思い取り組む事にしました。脚を前でさばくとは、脚が後ろに流れないようにする為の意識付け的な部分も大きいと考えています。

 後に出てくる『重心の真下に着地する』と言う動きにも関連してくるのですが、ここではややこしいので、脚をさばく動きに絞ります。イメージ的には、脚を体の前で動かす動作です。当然、走れば脚は体の後ろに移動するのですが、常に体の前で脚が動いているように意識します。

 これを覚えるドリルが存在します。走るまで知らなかった多くの事の1つがこのドリルと言う動きです。中学・高校・大学の陸上部では当たり前のように行われている『動き作りの基本動作』です。そんな動作、全く知りませんでした。基本動作が7種類位あり、これを実践することで走りの基本動作が身に付くらしいと知りました。その1つに『シザース』と言う動きがあります。シザースとはハサミの意味で、脚を体の前に投げ出して膝を曲げずにハサミでチョキチョキするように上下に動かします。この時、上半身は後ろに反らないように気をつけます。チョキチョキしながら、少しずつ前に進みます。

 この動作を行うことで、脚が体の前で動くことをイメージ出来ます。しかし、実際に走る時はこのままでは走れないのであくまでもイメージです。

 この動作のもう1つの目的として、脚の前後の切り替えを素早く出来るようになる効果が期待出来る事です。脚を前へ前へ持っていくことでラクにピッチを上げる事に繋がります。