オヤジランナーの走日記

サブ3を目指す素人オヤジランナーのブログです。

市民ランナーの活躍の場がなくなってしまう

 2021年1月31日に開催される、大阪国際女子マラソンの募集要項がやっと発表されました。ところが、参加基準が大幅に引き上げられ、

イ.マラソン         2時間50分以内
ロ.30km         1時間58分以内
ハ.ハーフマラソン      1時間17分以内
ニ.10000m、10km   35分以内
ホ.日本陸上競技連盟が推薦する女性競技者

と、一般市民ランナーにとってはとてもハードルの高いタイムです。

 今年の大会の参加基準は3時間10分でした。このレベルで20分を縮めるのは容易ではありません。大会を開催する為に、参加人数を絞ってリスクを減らすことは理解出来ます。大都市での市街地コースを使用した大会の開催は、たとえ少人数でも、今後の大規模マラソンの開催へ向けた第一歩になると希望を持っています。

 しかし、市民ランナーの活躍の場が減っていくのはとても悲しいです。福岡国際マラソンも同じように参加基準が引き上げられ、実業団や学生でない市民ランナーは参加が難しい状況です。

 このような世の中が今後続くのなら、今大会を検証、参考にして、どうすれば大規模な市民マラソンが開催出来るのかを、みんなで考えていきたいです。

 本当に願っているのは、一日でも早く新型コロナウイルスでの感染が終息して、市民ランナーの為の大規模な大会が今まで通りに開催されることです。