マラソントレーニングの期分け
マラソントレーニングの期分けとは、自分が走る大会から逆算して順番にトレーニングメニューを組み立てていくことです。いきなり高い強度の練習はこなせないので、徐々に強度を上げていけば、無理なく、怪我もなく走力を上げることが出来ます。
今まで、色々なトレーニングメニューを組んできました。小出義雄さんの『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』を参考に取り組んだのですが、私には強度が高く、途中で挫折してしまいました。
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)
- 作者:小出 義雄
- 発売日: 2013/11/09
- メディア: 新書
私にはこのメニューをこなすスピードがなく、レベルの底上げが必要だと痛感しました。スピードを上げるといって、ただがむしゃらに走っても体が疲弊するか、故障するかなので、いい方法はないかと探した所、インターバル走と言うメニューにたどり着きました。
このインターバル走も走り始めてから知ったものです。急走と休息を繰り返すトレーニングで、走る距離によって様々な効果が得られます。
見よう見まねで走ってみました。全速力に近いスピードで走るのは高校生以来でしたが、腕と脚の動きがバラバラで唖然としたのを覚えています。
何度かインターバル走を繰り返したのですが、思ったほど効果は現れませんでした。今考えると、インターバル走の効果を得られるだけの土台が出来ていなかったのです。基礎のない状態でいくら高強度のトレーニングをしても、体が疲弊するだけなのです。
そこでたどり着いたのが、基礎から作り上げる期分けトレーニングです。