ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト％

　エリウド・キプチョゲ選手が『INEOS 1:59チャレンジ2019』で非公認ながら、フルマラソン42.195km人類初の2時間切りとなる1時間59分40秒を達成した際に履いていたシューズの市販モデル『ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト％』を遅ればせながら購入しました。このシューズは今年の東京マラソンで大迫傑選手が日本記録を更新した際にもこの市販モデルを履いています。

　トップクラスのランナーが履くシューズを、3時間を切れていない私が履いて使いこなすことが出来るのか？宝の持ち腐れになるのではないか？そんな思いもありますが、前作の『ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト％』を履いて挑んだ昨年の大阪マラソンで、前半の21kmをサブ3ペースで走れ、練習不足で後半失速してサブ3は達成出来ませんでしたが、シューズの感触は凄く良く、これは武器になると確信しました。

　この話しは又しますが、現在私はフォアフット走法です。フォアフット走法に適していると言われる、このシューズの進化版であるアルファフライも私の走りに合っていると考えて、高い買い物でしたが、思い切って手に入れました。

　発売日の8月27日に購入して、配達日が最初8月31日と表示されていたのが、8月29日には届きました。ナイキの公式サイトで購入しましたが、いつも届くのが早いです。

　箱を開けると、ヴェイパーの時にも付いていたシューズ袋が付属していました。実物を見たとき、やっぱり底は分厚かったです。実際に手に取ってみると、見た目に反して軽く感じました。重量を量ると、24.5cmサイズで187ｇで、もっと軽いシューズはありますが、十分軽量です。

　履き口が比較的狭く、少し足を入れにくい感じですが、入れてしまえば自然にフィットし、足に当たる所もなく好印象です。ヴェイパーフライは爪先側が不自然に内側に曲がっていて、小指が当たっていましたが、アルファフライは自然に真っ直ぐで、爪先も比較的余裕があるようです。しかし緩い訳ではありません。

　もう一つ心配していたのが、踵のフィット感です。『ナイキ ヴェイパーフライ 4% フライニット』も履くのですが、噂通りに踵が脱げそうな感覚があり、シューレースの結び方を工夫することにより、フィット感は向上しますが、足首付近の締め付けが、少し気になります。ネクスト％になり、踵のフィット感は良くなり、アルファフライは更に良くなりました。

　新型コロナウィルスの影響で、レースはしばらくないのですが、小さい大会でも見つけて、このアルファフライで走ろうと考えています。