オヤジランナーの走日記

サブ3を目指す素人オヤジランナーのブログです。

脚を使わずに走る

 脚を使わずに走る。そんなわけない。走るって脚を前後に動かして、腕を振っての繰り返しと思われている方が多いのではないでしょうか?そう言う私も、そう思っていました。そしてしんどいものだと。

 では筋力もないオヤジが如何に『楽に走る』か。その結果行きついた答えが、『脚を使わずに走る』と言うキーワードです。ここに行き着くまでには紆余曲折、試行錯誤がありました。まだたどり着いていないのかもしれません。

 私が走り始めたのは、48歳8月の終わり頃でした。それまで登山を趣味としていて、その48歳の夏に北アルプス奥穂高岳からジャンダルムを経由して西穂高、そして西穂山荘まで縦走し、新穂高ロープウェイで下山を予定したのですが、自分の体力を見誤り、12時間も掛かってしまいました。そのせいで、ロープウェイの最終便に間に合わず、西穂山荘で予定外の一泊を余儀なくされました。そこに山小屋があったから良かったものの、間違ったら遭難の一歩手前でした。

 その時の反省から、体力作りの為に走り始めたわけです。高校生時代は3年間、剣道をしていました。その後は48歳まで運動らしい事は一切したことがなかったですし、短距離走は比較的速かったのですが、持久走は大の苦手で、はっきり言って走るのは嫌いでした。

 そんな私が、現在のベストタイム3時間15分01秒(グロス)(2019大阪マラソン)で走れるようになった過程などを綴っていきます。